複雑な条件の髪に髪質や履歴を踏まえたハイトーンの施術例

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複雑な状態の髪にハイトーンをするには

こんにちは。
トコノバオーナー カズです。

近年、ブリーチなどのハイトーンが流行っています。

とても楽しくて明るい気持ちになって良いですよね(^ ^)

でも、髪質によっては綺麗に見えなかったり、パーマやストレートパーマとの併用が難しいなど、困っている方も多いと思うんですよね。

それを、なんとかしたいなぁーと思っていまして。

最近、あれこれ勉強しています。

美容師は、いわば髪のお医者さんです。

複雑な髪の状態だと、髪そのものの体力がなく、綺麗に見せるのが難しいので、その辺りをまず見極める力が必要になります。

いわゆる毛髪診断と、髪の履歴(カラーやパーマをしているか、など)を知ることが大切になってきます。

ハイトーン施術の事例

一例として、最近トコノバにいらしたお客様のハイトーンをご紹介します。

事例 1

  • 30代女性
  • 2ヶ月毎にブリーチとオンカラーを繰り返している毛髪
  • クセを伸ばしながらキレイに見せたいというご希望

before

after

point

かなりダメージがあるので、他店でもストレートは断られるレベルの髪質な感じでしたので、酸性領域の薬剤で髪の体力を見極めながらの繊細な薬剤調整とアイロンワークになりますね。

なんとか無事に着地できてホッとしました。
かなりのハイレベルな施術だったと思います。
失敗すると、よりジリジリになったり、髪が溶けるレベルです!
これは結構自信になりましたね!

事例 2

  • 30代女性
  • バージン毛と、ブリーチ毛の ハイコントラスト
  • フワフワとチリチリが混ざったような髪質で、髪も細くペタっとしやすい感じなので、ボリュームは落とさずに、キレイにまとまるようにしたいというご希望

before

after

point

ハイコントラストに対して、どう薬剤を選定して塗り分けるか。

ブリーチ毛に対して、少ないダメージで体力を残していくか。

あとはボリュームを落とさないように、どこまで根本のほうに薬剤をつけないか。

事例 3

  • 40代女性
  • 毎月グレイカラーをしていて、部分的にハイライトとインナーカラーのブリーチ履歴あり。根本はクセが出ていて、毛先はダメージによるパサつきによるうねりと広がりがある状態
  • 髪を下ろせるようにキレイに見える感じでというご希望

before

after

point

ダメージのムラがあるので、根本のクセを伸ばしつつ、中間〜毛先のダメージによる広がりを抑えてまとまりよくするとなると、どうしても根本のクセの部分と、ダメージの部分の間(ジョイント部分)が、クセを伸ばすのに甘くなるので、そこを注視しながらの施術が工夫のポイントになるかと思います。

根本、毛先はまっすぐで中間はクセが残る、になってしまうと最悪なので、この辺りが苦労するところかと。

メニュー化ももうすぐです!

サロンワークは継続性なので、 今回はここまでで、次回はここまでといった具合に提案をしていくことを心がけていますが、

時間が取れない方や、急を要する方は、なるべく一回でやっていく感じにはするものの、クオリティーが下がるのもなぁーって感じでジレンマはあります。

少しずつ検証しながら感覚を掴めてきて、スタッフにも落とし込みできてきているので、メニュー化ももうすぐかなぁーと思っております。

楽しみにしておいてくださいね!

ご来店のご予約は、電話またはLINEでどうぞ(^ ^)

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この記事を書いた人

市ヶ尾で一番美髪になれる店を自負する美容室toconovaのオーナー美容師、カズです! じっくりとカウンセリングしながら、確かな技術であなたの魅力を最大限に引き出します。

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