シャンプー剤の選び方の基準
こんにちは、トコノバです。
今回は、お客様から大好評のヘアケア記事、第4弾!
ヘアケア記事シリーズは、お客様がお困りのこと、知らずに間違ってしまっていたことの解決に少しでもつながっているようで、とても嬉しく思いますし、励みになります(^ ^)
今回は、シャンプー剤の選び方の基準を深掘りしていこうと思います!
カラーやパーマの保ちも、実はシャンプー剤ひとつで大きく変わるんです。
一番大切にしてほしいホームケアと言っても過言ではありません!
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界面活性剤の5つの種類
シャンプー選びでとても大事になってくるのが、界面活性剤の種類です。
界面活性剤とは、簡単に言うと、髪に付着した汚れや皮脂汚れを落とす役割を果たしている成分です。
シャンプー剤に使われている界面活性剤の種類は大きく5つに分類できます。
- アミノ酸系
- タウリン系
- オレフィン系
- ベタイン系
- 石鹸系
全部を説明していくと読みごたえはありますが、皆さんが途中で読むのをやめてしまう可能性があるので(小声)、今回はアミノ酸系を深掘りしていきますね。
アミノ酸系の界面活性剤
アミノ酸系の界面活性剤とは、人や肌や髪そのものと同じ成分のタンパク質を構成しているアミノ酸でできた洗浄成分です。
性質は弱酸性です。
洗浄力が優しく、泡立ちも優しいのが特徴です。
アミノ酸系が向いている方
頭皮の状態が普通で、カラーやパーマなどをしていて髪のダメージが気になる方には、とても相性がいいです。
アミノ酸系にはデメリットも
アミノ酸系の界面活性剤は、前項で書いたようにダメージケアには良いのですが、デメリットもあります。
それは、洗浄力がちょっと弱いというところです。
しっかりと流していないと髪や頭皮に残りやすい界面活性剤です。
潤いのある髪と、ベタつきのある髪は違うので注意してください。
ダメージケアにはアミノ酸系がお勧め!
シャンプーは3つの軸から選ぼう
トコノバでは、シャンプーはデザイン剤と捉えています。
【頭皮の状態、髪の状態、なりたい髪のイメージ】の3つの軸を持って、その方に合うシャンプー剤を選択しております。
3つの軸がどんなものか、簡単にご紹介しますね。
1.頭皮の状態
乾燥する、夕方からベタつきが出るなど、お肌に感じるのと同じようなお悩みが出がちです。
痒みやフケなども、頭皮の状態と関係が深いですね。
こうした頭皮の状態を改善できるシャンプー剤を選びたいものです。
2.髪の状態
髪のダメージの出方によって、
- ノンダメージ = ダメージがない・少ない
- ミドルダメージ = 中程度のダメージがある
- ハイダメージ = ブリーチやパーマを繰り返してダメージが強い
といった分け方をしています。
たとえば今回ご紹介のアミノ酸系のシャンプー剤は、ミドルダメージからハイダメージ毛に特に向いています。
ノンダメージだと少し髪のベタつきを感じてしまうかもしれません。
3.なりたい髪のイメージ
- ボリュームを出したい、抑えたい
- しっとりさせたい
- サラサラにしたい
- 軽いパーマが出したい
- しっとりまとまるストレートヘアにしたい
などなど・・・
シャンプー剤によって、洗い上がりの髪がどんな質感になるかはさまざま。
ご自身のイメージする髪に近づけるようなシャンプー剤をお勧めします。
シャンプーは、ネットでも、ドラッグストアでも、様々なところで販売されています。
が、口コミで良いと書いてあっても、自分に合うとは限りません。
香りやパッケージで選ばず、ご自身の頭皮環境や髪のダメージ、なりたい質感を踏まえて探していくことをお勧めします。
もちろん、サロンでもしっかりとアドバイスさせていただきますので、お気軽にお尋ねくださいね!
次回も、他の界面活性剤のお話を深掘りしていこうと思います。
もしくは、市販品と美容室で売っているシャンプーは何が違うの? などというテーマもありでしょうか。
このあたりは、お客様のご意見などから決めていきたいと思いますので、読んでみたいテーマがあればぜひお知らせくださいね。
ご来店のご予約は、電話またはLINEでどうぞ(^ ^)