スタイリング剤ひとつで雰囲気作り
こんにちは。toconovaです。
前回は、スタイリング剤、特にワックスを使いこなす秘訣をお伝えしました。
今回お届けするのは、スタイリング剤シリーズ Part2!
【 スタイリング剤ひとつで雰囲気作り 】 というお話をさせていただきます。
スタイリング剤で違う自分に
このヘアースタイルにはこのスタイリング剤、この髪質にはこのスタイリング剤、といったように、基本的な組み合わせ、王道の似合わせスタイルとしての「鉄板レシピ」があります。
あなたが美容院からお帰りになるときには必ず素敵にして帰られると思うので、あなたにとってそれが一番の正解だということになりますね。
担当スタイリストが教えてくれるその一番の正解が、ご自身の「鉄板レシピ」だと、まずはお考えください。
それを踏まえて、ファッションの流行やシーンに合わせたムードをどう落とし込むかがとても大事になります。
例えば、こんな会話がサロンでもよくあります。
何か違う感じにしたほうが良いかな?
・・・といったように、いつもと違う自分にならなくてはいけないシーンがありますね。
こういうときは、いつもの鉄板レシピに何かを付け足していくことも失敗が少なくて良いのですが、トコノバがお勧めしたいのは、 せっかくなら違う感じにチャレンジしてみませんか ということです!
勇気がいりますが、とてもワクワクしますね。
チャレンジするというと難しく感じられるかもしれませんが、何かいつもと違う自分になることをイメージするとワクワクしませんか?(^ ^)
そのワクワクに乗っていく、というように受け取っていただくと良いのかなと思います。
なんといっても、スタイリング剤は洗えば落ちますし!
気軽に着せ替えできるので、髪を切るよりも簡単に印象が変わりますから(^ ^)
テイストごとの雰囲気の例
ファッションのテイストごとの雰囲気をまとめてみました。
カジュアル
マットな感じの毛束感。
コンサバ(オフィス、ビジネス)
程よい艶感と毛先のまとまり。
エレガント
セミウェットで潤いがありながらの程よい動き。
モード(ハンサム)
しっかりとした艶感や、タイト、ボリュームといった質感においてのギャップを感じるもの。
ナチュラル(ヘルシー)
何もつけていないかのようなセミドライな感じ、だが束感は感じられる。
外国人風
風になびく感じの軽さと、ドライ感。
テイストのミックスも楽しもう
もちろん、これらのスタイリングは、スタイリング剤だけで完結するものでもないので、ご本人の雰囲気や、持っている素材(髪質、骨格、毛質)などでMIXになっていくのもとても良いと思います。
【 スポーツ×モード 】や【 カジュアルダウン 】などの言葉があるくらいですから、色々な組み合わせはファッションにとっては当たり前。
僕は組み合わせによって新しいものが生まれていくことになんともいえない高揚感を覚えます。
あなたもぜひご一緒に、新しいあなた自身に出会うワクワクとドキドキを味わってみませんか。
スタイリングのNGをOKに!
前回、今回と、2回続けてスタイリング剤のお話をさせていただきました。
どちらかというと、NGだったモノをOKに変えていけるような提案のお話だったので、少しでも皆さんの(それもアリね!)に刺さる感じのお話ができていればいいなと思います。
スタイリング剤はこれもアリなんだ!
という捉え方になれば豊かですね(^ ^)
スタイリングは、料理に似ています。
醤油、味醂、お酒(和食)
ナンプラー、チリソース(エスニック料理)
豆板醤、甜麺醤、オイスターソース(中華料理)
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唐揚げと油淋鶏のように、同じ鶏肉を揚げたものでも、味付けが違えば料理の名前も変わります。
スタイリングも、セットするという考え方だけでなく、雰囲気を作るもの、ムードを変えられるもの、と捉えると、さまざまな考え方ができます。
いつものお料理を、ちょっとお醤油で味付けを変えるような気持ちで、ご自身のスタイリングを見直してみると、新しいスタイリング剤にも挑戦できるし、まだ見ぬ自分にも出会えるのではないでしょうか。
次回は、髪質、髪型に合う鉄板レシピのお話をしていきます!
お楽しみに!