こんにちは。アイリスト&着付けの小柳です。
お着物を着ると着崩れが心配・・・ そんなこと、ありますよね。
着崩れしやすいポイントは、ほとんどの場合
「裾が降りてきてしまうこと」
です。
そこで今回は、裾が降りてきてしまった時の手直しの仕方をお教えします!
1.おはしょりを上げる
着物は一枚の布です。
ということは、どこか一箇所を引っ張れば、全体が上がってくるということ。
おはしょり(着物を折り曲げて帯の下に畳み込んである部分)を、グッと帯の下に押し込んでみてください。
おはしょりが上に上がれば、裾も上がります。
2.帯の後ろにガーゼを詰める
裾が落ちるのは、帯がゆるんできて、おはしょりが落ちるからです。
1でおはしょりを持ち上げたら、帯と背中のスキマに、ガーゼやハンカチなどを何枚か詰めてみてください。
帯がキュッと締まると、裾もしっかり止まってくれますよ。
着物を着てお出かけの際は、タオルやハンカチ、紐、安全ピンなど、着付けを直すために使える小道具をお持ちいただくと安心です。
また、そもそも一番大事なのは、最初から着崩れしにくいように着付けること。
toconovaでは、お客様が着心地が良いように・苦しくないように・着崩れしないように、着付けることを心がけています。
お一人での着付けに自信がない方は、どうぞtoconovaまでお問い合わせくださいね。
小柳でした。